2015/07/16

広報マンのファッションスタイル

本業がIT企業広報なので、お仕事ファッションのはなし。


広報という職種は、本来企業の黒子であると考えていますが、
その反面、市場の中で最も影響力のある「メディア」が最大の仕事相手であるため、
企業を代表して広報担当者の名や顔があらゆるメディアに露出することが多い。
そのため、「企業の顔」と呼ばれています。

「キラキラ広報女子」という言葉が流行りました。
「企業の顔」である以上、世の中に対して企業の印象をよりよくするために、
特に記者や編集者、テレビディレクターに男性が多いことから、
ベンチャーやIT企業では、ルックスのいい女性が広報担当に選ばれるようにもなってきました。
当然周りの広報仲間も、美男美女が多いです。(自身がどうかは触れないでほしい)

企業のイメージアップやブランディングも広報の仕事の大切な要素、
もちろんファッションやヘアスタイルにも気を使っていて、「自分の魅せ方」を熟知している。
セルフブランディングも出来ずに、自社の魅力をPRすることは出来ません。


女性広報マンの多くは、モード感よりも、コンサバスタイルや、
トレンドに沿いつつ爽やかなスタイリングを好む傾向があります。
美人百花やBAILA、Ginger、大人MUSE、Sweetなどを愛読し、ショッピングはLUMINEや伊勢丹。
美人百花は特に広報女性の登場する連載企画もあり、 まさに広報女子のファッションバイブル的存在なのでは?



男性広報マンは、基本スーツですが、この頃はオフィスカジュアルスタイルが普及していたせいか、
同業種の男性広報さんに限っては、スーツ姿でお会いしたことのある方はほとんどいません。
イメージは、SENCEやJOKER(って今読むのかな〜)でしょうか。


さて対するメディア各社は。
ファッション系媒体を除きそこまで装いに興味のない方が多い…という印象でしょうが、
COMME des GARÇONSを全身にまとうTVディレクターさんや
MACKINTOSHのコートを着こなす新聞記者さんなど、おしゃれな方ばかりにお会いします。
取材中の小話で、ファッションの話で大盛り上がりすることも。

そう思うと、ファッション企業のプレスや広報に限らず、企業広報にファッションは切り離せないように思います。


感度の高い仕事相手に対し、第一印象はとっても大切。
清潔感があって、好印象を与えられるスタイルは当たり前のこと、
より惹きのある「ワンアクション」も、広報マンに必要な要素と感じているのです。